勝林寺 日本水仙と梅

京都毘沙門堂 勝林寺と申します。毎日厳しい寒さが続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日はちょうど今が見頃の水仙を御紹介致します。
スイセン は園芸品種が1万品種以上もあり、年々その品種が増えているらしいです。
原産地は主にスペイン、ポルトガルを中心に地中海沿岸地域、アフリカ北部まで広がり、原種は30種類ほどです。日本においては、ニホンズイセンが古くに中国を経由して渡来したといわれています。分布は、本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し群生が見られ、越前海岸の群落が有名であり、福井県の県花にもなっています。また水仙は有毒植物で毒成分はリコリンとシュウ酸カルシウムなどらしいです。全草が有毒で、鱗茎に特に毒成分が多い。スイセンの致死量は10g。食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。葉がニラととてもよく似ており、ニラと間違えて食べ中毒症状を起こすという事件が時々あります。ニラとの大きな違いは、 葉からの臭いが無い(ニラは葉からニラ独特の強い臭いを放つ)。 鱗茎(球根)がある(ニラは髭(ひげ)根で鱗茎は無い)。の2点です。くれぐれも食べないようにしてください。

水仙の育て方
チューリップやヒヤシンスなどと同様に典型的な球根植物で市販の球根を買って花壇や鉢に植えて育てることができます。一定の寒さに当たらないと開花しない性質をもっています。晩秋に球根が市場に出回るのでそれを植えて育てます。日本水仙だと初春には開花するが、西洋スイセンは4月ごろに開花する。春先には開花株が出回り、それを観賞することもできます。開花後は葉と茎が枯れるまで切らずに置いておくと球根が太ります。チューリップと異なり、子株が育っても親株も残る(チューリップは子株が育つと、親株が衰える)。虫もつかないので育てやすいですよ。


こちらは梅です。大分蕾が膨らんできましたね。毎年この梅で梅干をつくりHEALING坐禅体験でお出ししております。

こちらはオマケです。この時期なると鳩が数匹、毎朝手水鉢の水を飲みにきます・・・可愛いですね・・・

勝林寺住職 合掌

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勝林寺 日本水仙と梅 への2件のコメント

  1. 匿名 より:

    こんばんわ。
    7日に座禅で友人とお世話になりました。
    初回に比べて、集中出来たかな?と思います。(多分・・・)
    今日は、早速 お線香を買ってきました。
    お香は好きなので、よく杉の香りのお香と焚いています。
    でも、それでは短いので 柚子の香りのお線香で30分間頑張ろうと思います。
    次は、 HEALING座禅に参加してみたいなと思っています。
    それと、お邪魔した時に 水仙のお花を探したのですが見つかりませんでした。
    先日、写経を体験した際に見た中のお庭だったのでしょうか?
    「美守」は お世話になってる同僚にプレゼントしましたら、とっても喜んでくれました。
    1つずつデザインが違うので迷いましたけど・・・(笑)
    今度は、自分の分を頂こうと思ってます。
    また寒くなりましたので、お体大事になさってください。
    ありがとうございました。

    • shourinji より:

      京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
      先般は勝林寺坐禅体験に御参加下さいまして誠に有難うございました。前回に比べとても集中できていたように思います。早速お線香を買われたのですね。時間の目安にもなりますし又、お好きな香りで坐禅されると気分も変わりますので良い事だと思います。水仙は手水舎の南側に生えています。
      大きい水仙はお寺の北側に生えています。(大きい水仙は普段はみれません)今度は是非HEALING坐禅体験の御参加お待ちしております。

      勝林寺住職 合掌

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