美守(吉祥天お守り)

京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
授与品の御紹介を致します。
今回は吉祥尊天のお守りです。
吉祥尊天は「美」と「幸福」を女性に授けると云われています。
1つ1つお守りの絵柄が違うので皆様選ぶのに迷われています。
お一人で2つ3つ買われる方もいらっしゃいます。
また、当寺の吉祥天は毘沙門天と一緒に祀られている事から縁結びなど恋愛全般にも御利益があると云われています。
どうぞ吉祥尊天の御利益をお授かり下さい。

※手づくりの為、美守は数が限られていますので御注意ください。

勝林寺住職 合掌

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善膩師童子

京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
今回は善膩師童子についてお書き致します。(写真左)
善膩師童子は毘沙門天王、吉祥尊天の御子とされています。
他に、最勝(さいしょう)・独健(どくこん)・那吁(なた)・常見(じょうけん)の童子がいるとされる。
毘沙門天・吉祥尊天・善膩師童子の三尊を拝めば一家和合の神(仏)として、また子授け、子育て、夫婦円満にも御利益があると云われています。
江戸時代の京都の仏師「清水隆慶」作

御真言は臨済宗では「オン・ゼンニシエイ・ソワカ」

勝林寺住職 合掌

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吉祥尊天

京都毘沙門堂 勝林寺ともうします。
今回は吉祥尊天についてお書き致します。(写真右)
吉祥尊天はヒンドゥー教の女神であるラクシュミーが仏教に取り入れられたものであり、ヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の妃とされ、また愛神カーマの母とされます。
毘沙門天には、美しい妃があるとされています。
それは、美の神、幸福の神として知られている吉祥尊天です。
吉祥尊天は、繁栄・幸福・美・徳・富を顕す神とされ、別名を功徳天とも云われており、また、美女の代名詞として現代においても数多くの女性から尊敬を集め崇拝されている。
今では、七福神で唯一の女神は弁財天であるが、当初の紅一点は吉祥尊天であったと云われている。
夫婦共々福徳の神であり、毘沙門天と共に吉祥尊天をも拝めばその功徳は、真に広大無辺になるとされていいます。
また当寺の吉祥天は毘沙門天と一緒に祀られている事から縁結びなど恋愛全般にも御利益があると云われています。
江戸時代の京都の仏師「清水隆慶」作

御真言は臨済宗では「オン・シリヤエイ・ソワカ」

勝林寺住職 合掌

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毘沙門天

京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
今回は勝林寺の秘仏でもある毘沙門天についてお書きいたします。
毘沙門天はサンスクリット語では、「ビシュラバナ」と表記し、この音写が「ビシャモン」です。
言葉としては「全てを聞く」という意味を表し別名「多聞天」とも云います。
古来よりインドで信仰されてきた財宝の神であり仏教では四天王の一人に数えられ、須弥山(しゅみせん)の中腹に住み、配下の鬼神、夜叉、羅刹を率いて北方守護を司る。
四天王の一人として祀られる場合は「多聞天」独尊で祀られる時に限り「毘沙門天」と名前が変わります。
毘沙門天は、寅の年、寅の月、虎の日に現れたとされています。縁日は、寅の日。
寅年の守り神(仏)でもあります。
また、毘沙門天のお使いは、ムカデとされています。 (中国ではネズミ)毘沙門天は古来、黄金に関わる人々によって信仰されたと云われ、無数に掘られた鉱山孔がムカデの形状に似ていた事から、これを毘沙門天のお使いにしたと云われています。
現在は七福神の内の一人ともされており、特に財運、勝負運、にご利益があると云われています。
日本では古来より戦神としての信仰もあります。
戦国時代の上杉謙信のお話は有名ですね。(自らを毘沙門天の生まれ変わりとし軍旗に「毘」と記し、毘沙門天は戦神としても有名です。)
当寺の毘沙門天は東福寺の仏殿の天井裏に秘かに安置されておりました。
(仏像の年代は平安時代10世紀まで遡ると云われています。)
後に江戸時代の中興開山「独秀令岱」和尚様が霊告により見つけられ現在に祀られるに到ります。
寺伝によりますと平安時代に活躍した大仏師「定朝」作と伝わります。

御真言は臨済宗では「オン・ベイ・シラマンダヤ・ソワカ」

勝林寺住職 合掌

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嵐の大野智さんと坐禅。

毎日厳しい暑さが続きます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
先日、日本観光のPRと震災支援に対する感謝の気持ちを伝えるメッセージ・フィルム
「Message from Japan」が世界133カ国に向けて発信されました。
東福寺にて嵐の大野智さんと御一緒に撮影に参加させていただきました。
大野智さんも坐禅は初めてで御座いまして私が撮影の前に坐禅の仕方を指導させていただきました。
勝林寺においても普段、坐禅体験をしており初心者の方の印や坐相などを沢山みてきていますが、さすが日本を代表するアイドル「嵐」の大野智さんです。1度坐禅の説明しただけで背筋もちゃんと伸びており、法界定印(坐禅中の印)も撮影中乱れていませんでした。
正直驚きました。
心が乱れてきますと自然にこの法界定印も乱れてくるものなのですが、大きな心を持ち常に平常心がおありのようです。
是非これからも大野さんには坐禅を続けて頂きたいと心からおもいました。
また、仏縁にて大野さんそして「嵐」のメンバーとお会いできるのを楽しみにしております。
勝林寺の「和尚日記」をみられている方も是非坐禅体験にお越しください。
心が自然と落ち着きますよ。

勝林寺 住職 合掌

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