京都 毘沙門堂勝林寺と申します。
今回は勝林寺 本堂西之間に緑のカーテンとして現在活躍しております夏の風物詩「朝顔」を御紹介いたします。朝顔はヒルガオ科。日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種を薬として持ち帰ったものが初めとされています。朝顔の種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ、奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていたらしいです。朝顔といえば昼前にはしおれてしまいますが、この曜白朝顔は夕方近くまで花びらが開いたままなため、早起きが苦手という方におすすめの朝顔です。比較的短期間で咲いてくれます。 「今までにない星咲きの朝顔」というキャッチフレーズで開発された曜白朝顔らしいです。1花柄に2〜3輪つき、非常に多花で午後3時ぐらいまで萎まず咲き続けます。蒔いてから60日くらいで開花します。比較的短期間で咲いてくれますよ。タネは水につけずにそのまま蒔いてください。
是非来年から皆様も栽培してみてはいかがでしょうか?
勝林寺住職 合掌