客殿「紅梅」と日本三大涅槃図2013

京都東福寺 塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
ようやく客殿庭園の「紅梅」が満開になりました。

梅の優しい香りがお庭いっぱいに広がっております。
さて、本日より3日間「東福寺」にて日本三大涅槃の一つ「大涅槃図」が公開されております。

年間を通しても法堂に入れるのはこの期間だけです。
縦12メートル 横6メートルです。
東福寺の「大涅槃図」は通常描かれない猫が描かれています。
皆様是非(見つけて下さい。(象さんの足もとにいまよ)
堂本印象 筆 「蒼竜図」もかなり迫力が」あります。
法堂の拝観料は無料ですので是非皆様この機会に東福寺へ御参拝下さい。
同時に国宝「三門」・国宝「龍吟庵」も特別公開しております。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 勝林寺 寺宝, 季節の花, 未分類 | コメントをどうぞ

2013年 京都マラソン

京都東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
昨日まではかなり暖かく過ごしやすい日で御座いましたが、本日はお昼からはお天気も悪くなり気温も一気に低くなりました。
さて、3月10日は第二回京都マラソンが開催されていまして参加者15000人もの方が参加されました。
コースは山紫水明の自然を感じながら、7つの世界文化遺産など多くの観光名所を巡り、送り火の五山の全てを眺望できるなど、国際文化観光都市・
京都の魅力を満喫できるコースです。
完走された方は14300人の方々です。
皆様お疲れ様でございました。
明日は寒くなりそうでございますので皆様どうか暖かくしてお過ごし下さい。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

京都の桃の節句

京都東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
本日3月3日は五節句の1つ「桃の節句」です。
お雛様や調度類を飾り、白酒、菱餅、桃の花などを供えて女児の健やかな成長を祈る行事で、ひな(雛)祭りとも呼ばれています。
(女の子が生まれて初めての桃の節句は初節句)。
雛祭りは平安時代の京都・平安京の貴族の子女の遊び、人形遊びから始まりました。
1200年以上も前、当時の京都・平安京では奈良時代までの大陸風の文化から日本風の文化へと変わり、有職故実などに体系化していたそうです。
江戸時代には武家階級から商人・庶民へと伝わり、次第に3月3日に、
女の子のお祝いの儀式として人形を飾り、桃の花を飾って、
白酒やばら寿司などを楽しむ節句祭りのしきたりが定着していったとされています。
また、江戸時代になると紙だった雛人形が今のように豪華になっていきました。
雛飾りは、平安時代の宮中を表わしていると言われ、段飾りの一段目には親王「男雛」「女雛」、二段目は三人官女、三段目は五人囃をかざります。
京雛と関東雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆で、京都の並べ方は向かって右が男雛、左に女雛です。
京都以外の並べ方は様々になり、西洋式に向かって左に男雛を置きだしたのは大正からのことで、即位式を挙げられた大正天皇が西洋式にしたがい右に立たれ、以降昭和天皇も右にお立ちになり、皇后は左にお並びになっているからのようです。
雛人形は晴れた日に飾り、晴れた日にしまいます。
人形を長もちさせるためには、空気が乾いた日を選び、雨の日は避けるのが一般的です。
布製の手袋を用意し、手の指紋、手の脂分がつかないように注意しながら扱います。
飾る時期は節分をすぎてから、二十四節気の立春の日(節分の翌日)または立春以降の大安、友引などお日柄の良い日に飾ります(先勝の日は午前中に、先負の日は午後に飾ります)。
二十四節気のうちの 「雨水(うすい)」(2月18日頃。水温み、草木の芽が出始める頃)に雛人形を飾ると、良縁に恵まれると言われている地方もあるそうです。
3月3日が過ぎたらすぐに片付けないと女の子の婚期が遅くなると言われていますが、片付ける時期は二十四節気のうちの「啓蟄(けいちつ)」(3月5日頃。冬ごもりしていた虫が地面からはい出す頃)が良いとされています。
参考にしていただければとおもいます。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 季節の花, 未分類 | コメントをどうぞ

本日の精進粥膳

京都東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
一昨日・昨日と、とても暖かく過ごしやすい1日でした。
本日は寒さも戻って参りまして時折雪がちらつくお天気です。
さて、本日のHEALING座禅体験のお膳です。

筍がメニューに加わり一気に春らしくなって参りました。
次回のHEALING座禅体験は3月9日(土)8:30開始です。
皆様のご参加お待ちしております。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 坐禅, 季節の花, 未分類 | コメントをどうぞ

桃の節句「引千切」

京都東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
2月も終わりですがまだまだ寒い日が続きます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は京都のお菓子「引千切」を御紹介致します。

※引千切とは?
京都の固有のお菓子。菱餅や草餅などと並び、
雛祭りに欠かせない菓子の一つ。
先端をひきちぎる形状から付いた名で、
子だくさんを意味する。「ひきちぎり」や「あこや」ともいう。
餡に小麦粉を加えて蒸したこなしや外郎(ういろう)に、
きんとんや餡の玉をのせたもの。
平安時代、宮中で祝儀に用いられた戴餅(いただきもち)がルーツという。女子のいる家では配り物にも使われる。
※明日から3月3日迄 座禅体験参加者のみ、体験後にお抹茶付でお一人様800円にて受付けております。
※写仏体験日程が決まりました。3月16・17・20・23・24日です。午前と午後の部が御座います。お一人様2000円です。
仏様は初心者向け・中級者向け合わせて20種類御用意しております。
皆様の御参加お待ちしております。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 仏像, 未分類 | コメントをどうぞ