十牛図第五図 牧牛

京都 毘沙門堂 勝林寺と申します。
本日1日雨が降ったり止んだりとしておりました。
今晩から近畿地方は大雨の所もあるみたいですのでお気を付け下さい。
さて、昨日に引き続き「十牛図」です。


前思纔(わずか)かに起これば、後念相い随う
覚に由るが故に以て真と成り、迷に在るが故に而も妄と為る
境に由って有なるにあらず、唯だ心より生ず
鼻索牢(びさくつよ)く牽いて、擬議を容れざれ


鞭索時々身を離れず
恐るらくは伊(かれ)が歩を縦(ほしいさま)にして
埃塵(あいじん)に入らんことを
相将(ひき)いて牧得すれば純和せり
羈鎖拘(きさこう)すること無きも自ずから人を逐(お)う

明日で四月も終わりとなります。
各体験は今が一番良い季節です。
皆様のご参加お待ちしております。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 禅語   パーマリンク

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