京都毘沙門堂 勝林寺ともうします。
毎日暑い日が続きます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は勝林寺の「大賀蓮」御紹介いたします。
「睡蓮」・「蓮」は朝に開花して午後は閉じるので(一部の品種を除く)朝に御来寺ください。
少し見頃は過ぎていますがまだまだ蕾を付けている蓮が沢山ございます。
ハスの種子の生命力は、植物の中で最も長命であるとされています。このハスは、2000年以上もの長い間、地中に埋もれ、眠り続けていたハスの種子がみごとに蘇生、発芽し、開花したものです。
青い空の下、縄文人も見ていたかもしれない古代の夢とロマンを感じさせる「蓮」です。
1951(昭和26)年、千葉市検見川遺跡の地下約7メートル、泥炭地層下の青泥中より発見された丸木舟などの出土品とともに埋もれていたハスの種子が、ハスの権威、大賀一郎理学博士によって3粒採取されました。このうち1粒の発芽に成功し、「大賀ハス」と名づけられました。
地質学上、考古学上、また理学上の研究により、この種子は、2000年以上前のものと推定されます。シカゴ大学原子核研究所でのラジオカーボンテストによる年代測定では、2895~3255年前との結果がでています。
勝林寺住職 合掌
私の家にも有りますがとてもとても良い花です。毎年桜の花の咲くころ植え替えしています。今年は、一鉢(1.8平方M)に25個の蕾か゛来ました。切り花で仏様に飾りたいのですが切り花として使えますか?
教えて下さい。宜しくおねがいします。
京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
25個の蕾は凄いですね。蓮の切り花でございますが、切って水につけておくだけではすぐにダメになってしまいます。注射器のような蓮や睡蓮などの生花に使う器具が御座いますので一度使ってみて下さい。(2000円ほどであるかとおもいます。)蓮など水生植物は水揚げが命となりますので頑張ってください。
勝林寺住職 合掌