京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
本日の桜の情報をお伝えいたします。
早朝に撮影致しました。
昨日より開花しております。
今日は雨なので少し心配ですがまだまだこれからが見頃です。
勝林寺住職 合掌
京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
少しずつ暖かくなって春らしくなってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は豪華に三種類の花々を御紹介致します。
まず1つ目は白木蓮です。
原産地は中国で白色の花をつけます。モクレン属の中では大型の種類で樹高は10~15m程度まで成長します。前年から銀色の毛に包まれていた蕾が春の陽射しと共に開花します。花に芳香があり、花の咲く向きは上向きで、全開させずに半開状で咲かせます。花色は、花弁の内側、外側とも白色です。
木蓮が咲けば春はすぐそこまで来ています。満開です!
2つ目は山茱萸(サンシュユ)です。
中国及び朝鮮半島に多く分布します。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったらしいです。日当たりの良い肥沃地を好みます。
高さ3mから大きいものは15 mにもなる落葉小高木。樹皮は薄茶色で、葉は互生し長さ4から10 cmほどの楕円形で両面に毛がある。3月から5月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつけます。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個。夏には葉がイラガ虫やカナブンの食害を受けるので注意が必要です。晩秋に付ける紅色楕円形の実は一応食べられるらしいいですが・・・ものすごく渋いらしいです。
花の少ないこの時期に黄色い花は一際目立ちます。
3つ目は源平咲き椿です。
源平咲きとは?
一本の木は遺伝子が一種類なので、一つの木に形も色も同じ花が付くのが普通ですが、「源平咲き」は、赤やピンクの花の木に突然変異で色の違う細胞が混ざって、一本の木に2色の花や斑入りの花が咲きます。
芳香性の強いベンジャミンや竜舌蘭、折鶴蘭・紫陽花・沈丁花・柾(まさき)等の葉の白い覆輪模様や斑入り等も、この突然変異で色が混ざった物だそうです。 一本の植物に、2種類以上の遺伝子のある物を、植物学では「キメラ」と言うそうです。 又、「接木雑種」の木も「キメラ」と言います。(唯の接木は「キメラ」ではありません。)キメラ植物は、一代限りで、出来た種を植えても、2種類の色や実がなることは無く、元の色が出るそうです。増やす時は、挿し木や、株分けで苗を作ります。
おまけに・・・山桜の本日の様子です。
少し膨らんできました。開花はソメイヨシノよりも遅さ咲きです。
それでは皆様、勝林寺の春の限定体験に合わせて「桜の開花情報」もブログでアップして参りますのでどうぞお楽しみに。
勝林寺住職 合掌
京都毘沙門堂 勝林寺と申します。
今朝の京都は冷え込み朝起きると蓮の鉢の水が凍ってました。暑さ寒さも彼岸までとは言いますが今年は少し寒いように感じます。
さて、本日は客殿庭園の今が見頃の「紅梅」を御紹介致します。
前庭の白梅よりこちらの方は毎年咲くのが遅いです。
綺麗ですね。ちなみに梅の実はできません・・・観賞用です。
写経体験をお申し込みのお客様は皆様観ることができますよ。実は・・・最後の写経用紙奉納していただく時に普段は入れない毘沙門堂の中にまで入れます。是非皆様も写経体験に御参加下さい。最後に4月の春の限定体験のご案内です 4月7・8・14・15・21・22日12:30から開始です。勝林寺でしか味わえない桜をイメージした精進料理と特別拝観。期間中秘仏毘沙門天御開帳致します。皆様のご御予約お待ちしております。
それでは、まだ寒い日が続きますが皆様くれぐれも体調管理にはお気をつけ下さい。
勝林寺住職 合掌