十牛図第八図 人牛倶忘

京都 毘沙門堂 勝林寺と申します。
本日はお天気も大変よく大変気持ちの良い一日で御座いました。
坐禅体験終了後、写経体験の合間に先日届いた茄子の苗の植え替え、蓮の肥料やりなどをしておりました。
さて、本日も十牛図です。
十牛図第八図 人牛倶忘


凡情脱落し、聖)意皆空ず。
有仏の処、遨遊することを用いず。
無仏の処、急に須らく走過すべし。
両頭に著せずんば、千眼も窺い難し。
百鳥華を含む、一場の懡儸

鞭索人牛、尽く空に属す。碧天寥廓として信通じ難し。
紅炉焔上、爭でか雪を容れん。
此に到って方に能く祖宗に合う。

来月は第十図にはいります。最終章で御座います。
7月からは禅宗の様々なお坊さんのお話をしようかと思います。
ご期待ください。

勝林寺住職 合掌

カテゴリー: 未分類, 禅語   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>