十牛図 第二図 見跡

本日も遠方より坐禅会「虎嘯」に御参加下さいました皆様誠に有難うございました。
十牛図の第二図を載せたいと思います。


経に依って義を解し、教を閲(けみ)して跡を知る。
衆器の一金たることを明きらめ、万物を体して自己と為す。
正邪(せいじゃ)辧ぜずんば、真偽なんぞ分かたん。
未だ斯(こ)の門に入らざれば、権(かり)に見跡と為す。


水辺林下、跡偏(ひと)えに多し
芳草離抜(ほうそうりひ)たり、見るや也いなや
縦是(たといこれ)深山の更に深き処なるも
遼天(りょうてん)の鼻孔(びく)なんぞ他を蔵(かく)さん

来月からは第三図 見牛に入ります。

皆様のご参加お待ちしております。
坐禅初心者の方は御説明致しますので開始30分前に集合お願い致します。

勝林寺住職 合掌

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