京都東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺と申します。
2012年秋の特別拝観も無事円成する事ができました。ご参拝下さいました皆様には厚く御礼申し上げます。
さて、来年2013年 巳年 新春特別拝観を1月1日~3日迄開催する事になりました。
初公開寺宝は江戸時代の禅僧 「仙涯義梵」三福神画賛です。
仙厓義梵とは?
仙厓義梵(せんがいきぼん)は江戸後期に生きた、臨済宗の僧侶。住職を退いた後には、人々から「仙厓さん」と呼ばれ親しまれたといいます。本格的に絵を描き始めたのは、60歳を過ぎてから。花鳥画に山水画、風俗画までとそのジャンルは実に幅広い。生涯残した絵は2000点にも上ります。では、仙厓義梵はどうしてこのような絵を描くことになったのか。軽妙にして洒脱、ひょうひょうとしたその絵に託したもの。彼が残したユーモアと禅の教えとは、一体何なのか。
是非御自身でお確かめ下さい。思わずにっこりと笑顔がでることでしょう。新年に相応しいお軸でございます。
もう1点、拝観していただいた皆様には特別祈祷したお札(非売品)と福豆を授与致します。
皆様のご参拝お待ちしております。
勝林寺住職 合掌